Q1.日本の食品ロス量は、国民一人当たり1日103g。おおよそ103gの食材はどのようなものがあるでしょうか。すべて選んでください。
(ア) 小さめのうなぎ1尾
(イ) ご飯茶碗軽く一杯分
(ウ) 小さめのおにぎり1個分
(エ) MSサイズの鶏卵2個分
答え) (ア)、(イ)、(ウ)、(エ)
毎日、これらの食べ物を捨てているのは、驚きですね。
皆さんの好きな食べ物だと何個分になるかなど、どのぐらいの食品ロスが毎日発生しているのか、イメージして、少しでも食品ロスを減らすように意識してみましょう。
Q2.日本の家庭系食品ロスの内訳で、最も多いのは、次のどれでしょう。1つ選んでください。
(ア) 食べ残しによる廃棄
(イ) 賞味期限・消費期限が切れたため、未開封の状態で捨ててしまう直接廃棄
(ウ) 野菜の皮など食べられる部分のむき過ぎによる廃棄 過剰除去
(エ) 家庭菜園で採れた大量の野菜の廃棄
答え) (イ)
日本の食品ロス量は、年間472万トン(最新の数値・令和4年度推計)。うち、半分の236万トンが家庭から排出されています。その中でも、直接廃棄が最も多く102万トン、次いで 食べ残しが100万トンです。
Q3.「もったいない」の行動は、どれか選んでください。
(ア) 残りものをリメイク料理にして、食べきる
(イ) 必要な分だけ買物をして、使いきる
(ウ) 食べきれる分だけ注文して、食べきる
(エ) 使う予定がない食材だが、安いので買って、結局使わない
答え) (エ)
お買い得の商品をつい買ってしまったが、使わず期限が過ぎてしまい、結局捨ててしまったことはありませんか。
必要な分だけ買う、食べきれる分だけ注文することで、食品ロスを減らすことができます。また、料理を作りすぎた場合、次の食事でそのまま食べきるのもよいですが、例えば、肉じゃがをカレーにリメイクして食べきるのもよいですね。
Q4.食料品店などで食品棚の手前から商品を取る食品ロス削減の行動を、何というでしょうか。
(ア) 先出し
(イ) 先どり
(ウ) 直前どり
(エ) てまえどり
答え) (エ)
食料品店では、食品棚の手前に期限の近いもの、奥には期限まで長いものが並べられていることがあります。奥から取ってしまうと、手前の食品が残ってしまい、期限が切れて廃棄されてしまうことがあります。
食品ロスを削減するためには、皆さんのご協力が必要です。
すぐ食べるものは、「てまえどり」をしてみましょう。
Q5.食品ロス削減の3つのコツはどれでしょうか。(3つ選択)
(ア) 買いすぎない
(イ) 作りすぎない
(ウ) 片付けない
(エ) 食べ残さない
答え) (ア)、(イ)、(エ)
特売品など使う予定のない食品を買って、結局使わないで期限が過ぎてしまうこともありますね。買い物の際は、使う予定があるか確認して購入しましょう。
作りすぎた場合は、食べきれずに捨ててしまうこともあると思います。少なめに作って常備菜を上手に使うとよいでしょう。
食べきれば、捨てることもないので、お財布にも環境にも優しいですね。
めざせ!食品ロス・ゼロ検定
皆さんは、何問できましたか。
毎日ちょっとした心がけで食品ロスを削減できます。
自分なりに出来ることから始めてみましょう。
クイズも楽しめる こども向け教材
食品ロス削減:啓発用冊子/消費者庁xうんこドリル 食品ロス(令和6年3月版)
食品ロス削減について行動する | 消費者庁 (caa.go.jp)
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