3,080「デコ活」でも食品ロスの削減に取り組んでいますデコ活とは、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む”デコ”と活動・生活を組み合わせた言葉で、2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、脱炭素に関する消費者のみなさんの身近な行動変容、ライフスタイル転換を後押しする国民運動です。食品は多くの水分を含み、焼却の際は、たくさんのエネルギーを使い、多くの二酸化炭素(CO2)が発生するため、食品ロスを減らすことは身近にできる脱炭素に関する取組の一つです!30405038.436.421.37,5103,810食品製造業関連流通業外食産業農林漁業食品ロスによる経済損失[兆円]20※1 国民一人あたりは住民基本台帳の2023年1月1日時点の人口に対する値。 ※2 経済損失は各部門(事業部門・家庭部門)にまたがるものを合計したものであり、食品ロスの削減による経済上の利得が全て家計に裨益するものではない。※3 温室効果ガス排出量は各部門にまたがるものを合計したものであり、食品ロスからの排出が全て家庭からの排出としてカウントされるものではない。(出所)農林水産省「令和4年農業・食料関連産業の経済計算(概算)」を基に作成国民一人当たりの食品ロスによる経済損失のイメージ照明・家電製品等給湯用暖房用食品ロスによる温室効果ガス台所用コンロ冷房用[万t-CO2](出所)環境省「2022年度(令和4年度)の温室効果ガス排出・吸収量」基に作成00食品ロスを8%減らすと、エアコン設定温度変更と同等のCO2削減効果エアコン設定温度を27℃から28℃にした場合の年間のCO2削減効果を13%とした時の計算による。令和4年農業・食料関連産業の市場規模(国内生産額)との比較12.7令和4年家庭部門の用途別CO2排出量との比較毎日、日本全体でおにぎり約1億個分のお金を失っている計算に!国民一人当たりの食品ロスによる経済損失のイメージ4.0101,0467406802,0004,0006,0008,00010,000食品ロスによる経済損失及び温室効果ガス排出量の比較・イメージ食品ロスによる経済損失及び温室効果ガス排出量の推計結果これまで、食品ロスは数量のみ推計の上公表していたところ、国民一人一人が食品ロス問題をより身近なこととして実感していただくため、2022年度食品ロス量推計値を基に経済損失及び温室効果ガス排出量を推計。2022年度食品ロス量(472万トン)を基に推計した結果、食品ロスによる経済損失の合計は4.0兆円、食品ロスによる温室効果ガス排出量の合計は1,046万t-CO2となった。この推計値を国民一人あたり※1に換算すると経済損失は32,125円/人/年※2、温室効果ガス排出量は83kg-CO2/人/年※3となった。¥ 88/日/人
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