食品ロス削減ガイドブック_2022
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Introduction食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、食べられる食品が捨てられてしまう「食品ロス」。日本の食品ロス量は、約500万トンです。これは、毎日、日本国民全員がご飯茶碗1杯分の食品を捨てていることを意味します。食品ロスが大量に発生することは、食べものを無駄にしていることのほかにも、様々な問題につながります。食品ロスを含めた多くのごみの処理には多額の費用がかかりますし、燃やすことによって、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出増加など、環境への影響もあります。また、日本は世界有数の食料輸入国で、食料の約6割(カロリーベース)を輸入に頼る一方で、多くの食料を食べずに廃棄しています。日本のみならず世界中に食べものに困っている人がいるのに、食品を捨てている、という現実は無視できません。私たち一人ひとりが食べものを、無駄なく、大切に使うことは、これらの問題の解決につながります。みんなで、少しずつでも、食品ロスを減らしていきましょう。

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