食品ロス削減ガイドブック_2022
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[ 期限の近づいた備蓄食品の有効活用 ]実践編08事業者・さまざまな企業でできること[小・中学校の給食メニュー]給食の際、校長先生から児童・生徒へ、「もしもの時は、思いもよらないことがたくさん起こります。非常食も実際に食べる体験をしておくことで、災害時でも安心して食べることができると言われています。今日は、災害について話し合ったり、非常食を実際に食べてみる体験をしましょう。」と、防災意識を高めました。定期的に実施することで、備蓄食品の廃棄を防いでいます。         [岐阜県土岐市・土岐市教育委員会]POINT小型パン・救給カレー・ウインナー・海藻サラダ・ヨーグルト・牛乳〈提供された給食の例〉詳細はこちら消費者庁ホームページ写真はイメージです。災害時用レトルトカレーを給食で食べて防災意識を高める備蓄食品を入れ替える際には、廃棄するのではなく、防災訓練を想定して実際に食べてもらったり、食堂でアレンジメニューとして提供すると、防災訓練と食品ロス削減の両面から効果的です。災害に備えて、普段から備蓄食品を蓄えておくことが重要です。また、いざ備蓄食品を食べようとしたとき、戸惑うこともあると思いますので、普段から定期的に食べ慣れておくことも重要です。

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